2021/8/16 月曜日

■ 3Dプリンターを買いました

Filed under: PC,ガジェット,工具 — inor @ 22:16:32


既製品では欲しいサイズや形状がない建具や機械のパーツなどを作りたくてMEGA PROとEnder3 v2で迷っていたところにAnycubicのVyperの存在を知り、新しいのが出るならこれにしようと発売を待って購入しました。

従来機種ではDIYや工夫で解決しないとならない問題などがいろいろ解決済になっていて、発売前の海外の有志のレビューでも概ね好評。
3Dプリンター初心者にも優しい良いプリンターだと思います。

半完成済みなので組み立ても簡単。
ちょっとめんどくさいのが本体を倒して底からネジを閉めなきゃならないベースとヘッドのついてるピラーの取り付けくらい
ここでケーブルが挟み込んじゃったのに気が付かずにネジを締めてて危なかった。
あとは基本的にはコネクタを差すだけ。
※ SK本舗さんで購入すると日本語に翻訳したマニュアルのPDFがもらえます。

オートレベラーがあるからめんどくさそうなベッドの隙間などの手動調整の必要もなく、造形物をヒートベッドから剥がすのもなんの苦労もなくペリッと剥がれます。
実はベッドの表面のシートがマグネットで張り付いているのに気が付かなくて最初の方はちょっと苦労してましたけどその状態でも手でペリッといけてました。
従来のFDMプリンターでベッドから剥がすのが大変でヘラを使うのを見てたけどそういうのも全くいりません。

稼働時の音はファンの音がかなりしますがヘッドのモーター類の音はあまりしませんし、隣の部屋にいればほぼ聞こえません。
熱で樹脂を溶かす仕組みなので3Dプリンターの周りの室温はかなり暖かくなる印象です。

まだ純正のPLAのフィラメントしか使ったことがなく、設計のコツや様子を見ている段階なので他の素材を使うようになったら調整の難しいところが出てくるとは思いますが、拍子抜けするくらい安心して使えた3Dプリンターでした。
純正PLAでの出力誤差は2cmの立方体で0.1前後なので割りとぴったりくっきり気味なパーツが出力できます。

本体付属のフィラメントはちょっとしか入っていなくて、テスト用のフクロウと船を印刷したらほぼ使い切りましたので購入時には同時にフィラメントの購入をお勧めします。

また、積層跡はやはり最新型でもどうにもならないので、模型やアクセサリは光造形のほうが綺麗に作れるようです。
1~2mmの穴とか隙間はサポート材が発生する場合、外すのがとても大変なのであとから他の工具で穴をあけるのを前提で設計したほうがいいみたいです。小さすぎるパーツとかもちょっと苦手かも。

使ったソフトとしては設計はfusion360の個人用を使い、STLでファイル出力をして、スライサーとしてUltimaker Curaを使いましたがこれまた特に問題なく、なれないfusionにイライラしたくらいでごく普通に使えています。

ちなみにfusion360はなにがイライラするかって、普段使ってるadobeのIllustratorと比べてパス(スケッチ)などの編集機能があまりに思想の方向性が違って修正や調整がままならないことと、過去の使ったことのある3Dソフトのようにベジェを組み合わせた面を作りにくいことだったりそれはもうとんでもなくイラつきますがこればっかりは慣れと習熟度の問題だと思います。

基本的には素人でも綺麗に設計できる良いソフトだと思います。

サンプルデータ以外で最初に出力したもののサポート剤が外せないことになってしまったので、スライス時にサポートをツリー形状にしたのと。そもそもサポート材があんまつかないような設計をすることを覚えました。


その後作ったモバイルバッテリー入れ。後ろにタイラップを取り付けられて椅子に取り付けて空調座布団のバッテリーを入れています。コードが邪魔にならなくなったり尻の横においてたバッテリーが落ちなくなったので便利。

PLAって思ってたよりカチッとしたプラスチック!!!って感じなので加圧が加わるとバキッといきそうなのと、耐熱が50度くらいしかないみたいなので直射日光があたったり熱源の近くで使うとあんまりよくないみたいだけど、温度や荷重がかからないところに使うにはとても良いプラスチックなんだなーと。

バイクや車で使うものの部品づくりには本命ABSってところなんですが、PLAやPETGも直射日光が当たらないところならかなりいけるみたいなので楽しみです。

LINKANYCUBIC 3Dプリンター Vyper
自動レベリング 印刷サイズ 245*245*260mm
2021/8/16 現在 \46,999

LINKANYCUBIC 3Dプリンターフィラメント
ほとんどの3Dプリンター用PLAフィラメント (黒)
2021/8/16 現在 \2,899

LINKAnkun ABS 3Dプリンター用フィラメント
2021/8/16 現在 \2,108

LINKeSUN PETG 3Dプリンターフィラメント PETG
2021/8/16 現在 \2,399

2021/7/26 月曜日

■ 今年の手持ちライト事情

Filed under: LED,ガジェット,キャンプ,工具 — inor @ 3:17:48


散歩、作業で使ってるライト2021版です。

ここ数年は主に使っているハンドライトはAUKEYのLT-SET6とジェントスの単三電池1本型のDM-031B、面発光、単三電池2本のOZ-132D、ヘッドライトはジェントスの面発光単三電池1本のNR-004RとUSB充電のGT-303Rでしたが少し新調しました。
(写真はI5Tが写ってなくてOZ-132Dが写ってます)

:: ハンドライト

WUBEN C3
USB Type-Cで充電可能
テールスイッチタイプでオーソドックス。普通に明るい。
フルパワーで使わなくても結構熱を持つ印象有り。
スリムでサイドスイッチのLT-SET6のほうが個人的には使い勝手がいい。

OLIGHT(オーライト) I5T EOS
単三電池1本で小型、モード変更付き
スイッチが硬い。クリップが付いているがそのクリップが筐体に対して大きめで案外邪魔。

:: ヘッドライト
WS-100H
USB充電、暖色サブLED搭載
普通に明るくフォーカスもある、サブLEDが電球色で光量が必要ない用途では目に優しく案外役に立つ。
バッテリー容量が少なく、メインLEDをエコ以外で使うとランタイムが短い。電池切れ前の点滅などのお知らせがないなど予備ライト無しでガッチリ使いたい人には不評。
単体バッテリーが2千円するのに3千円ちょいで買えるお得モデル。

CB-531D
スポット、面発光切り替え、単三電池1本型
スポットと面発光を両方装備している小型モデル。USB充電にこだわらない場合は現時点での小型モデルの中ではベストの気がする。
モードメモリを持っているので電池を入れっぱなしで長期保管するとCP-095Dのように放電の恐れありだけど、今の所そういう報告は見てないので解消されたかも? とはいえ油断はしないほうがいい。

ここまでが今年新調したもの。

他に個人的に便利なライトとしては以下のものがあります。

OLIGHT I1R 2 EOS
キーホルダータイプでUSB充電可能、小型タイプ。

GT-303R
USB充電型の現場用ヘッドライト。
照度も有り過不足なしの印象だが、ゴムが伸びてきてしまった。
オートディマーもついているが普段から中か弱でしか使っていないのでオートは使っていない。
※単3電池版のGT-301Dも時々使用

NR-004R
USB充電型の面発光、軽量ヘッドライト
遠くは照らせないが、手元、徒歩範囲を照らすには十分な強さがある。
機械整備のときも便利。
バッテリー容量が若干少ない気がするのと、うちのは電池がヘタってきたかもしれない。

CP-095D
単3電池1本型の軽量ヘッドライト
赤LEDがついていてキャンプや星撮り、目の保護に良い。弱点としては電源を切っていても暗電流がそこそこあるらしく電池容量を食いつぶしてしまうそうな。新しいモデルになっているので解決されている可能性もある。

OZ-132D
単3電池2本型の面発光ハンドライト。クリップや磁石がついていて、作業時に手に持たなくても使いやすい。

DM-031B
単3電池1本型のシンプルライト。モード変更もなく昨日がシンプルでわかりやすい。(1000円以下だったけど値段が上がっているので終売してるかも?)
単3電池2本型もありそっちも良いライトです。

LINKWUBEN C3 懐中電灯 LED
小型 軽量 TYPE C型 USB充電式
2021/7/26 現在 \2,549

LINKOLIGHT I5T EOS 懐中電灯
300ルーメン テールスイッチ式 ledライト ミニ 単3
2021/7/26 現在 \3,395

LINKGENTOS LED ヘッドライト ダブルスター
【明るさ320-580ルーメン/実用点灯2-6時間/サブLED】 専用充電池または単4形電池3本使用
2021/7/26 現在 \3,274

LINKGENTOS LED ヘッドライト コンブレーカー
【明るさ190-420ルーメン/実用点灯3-6時間/耐塵】単3電池1本
2021/7/26 現在 \990

2021/6/2 水曜日

■ PDから空調服のバッテリーを

Filed under: ガジェット,工具 — inor @ 1:55:09


モバイルバッテリーで空調服を使うときに5Vではほとんど意味がないため、昇圧して9Vにするケーブルを使っていたのですが、そこそこ熱くなるので、ならばもともと余裕のあるPDから電源を取れるならどうだろう? ということでPD対応のモバイルバッテリーから9Vを取り出して空調服を動かすようにしました。
9Vだと流石に空調服も風でちゃんと膨らみそれなりに涼しくていい感じです。
(more…)

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