2024/12/15 日曜日

■ GEOSYS用に自作ブレスガード作成

Filed under: バイク — inor @ 19:23:26

ジオシスにブレスガードが出ていないので自分で作ることにしました。
冬はブレスガードのないヘルメットだと自分の息でメガネとシールドが曇りまくるのでブレスガード必須です。
裸眼だったらシールドのダブルシールド化でほぼ済むんですけど、メガネマンはメガネが曇るからだめなんですよ。
曇り止めとかも短時間しか無理無理だし、一度水膜が貼ってしまったら乾いても斑になって視界悪くなるし、シールド開けたら寒いし。眼鏡マジクソ。(コンタクトだと乾いたりホコリが入ると死)

ということで作成手順です。

まず型採りゲージで自分の鼻と顔の曲線を測って3Dプリンターでそれに合わせた骨材を作り、骨材を仕込める布か革にビニールを貼って通気を遮断して作ります。

生地についてはワークマンとかのホムセンでうってる防風ネックウォーマーとかを素材に使えば手っ取り早いかなと見繕っていたのですが、ゆざわやにいったらちょうどいい感じのPU生地があったのでそれを使いました。


こうなって

チークパッドに挟み込むパーツをつけて、鼻に当たる部分の裏地としてマイクロファイバーの布を貼って…


こうじゃ!!

これがほぼ完成形。まだテンション調整がイマイチなのか固定が甘くてヘルメットをかぶる時にずれるのかで多少漏れてきたり、口前の処理がイマイチで息を吸う時に口に張り付いてきたりするので微調整をしています。メットとの固定はいまはチークパッドに挟み込んであるだけだけど、差し込み具合を微調整できるように薄いマジックテープを追加するかも。

息もなるべく下から排出されるように調整が必要です。
顎あたりが寒くなるのはネックウォーマーとかブレスガードで対処できるので関東の冬くらいだったらチンガードいらないかも。
そもそもでジオシスのチンガードはなんかちゃんと綺麗にハマらなくて ん? って感じだし。

純正ブレスガードとチンガードを付けているエアロブレード5は行きの逃げ場がないのか、ブレスガード端のところから集中して出ているみたいでシールド端の結露がすごかった…。

これ作って問題だった点は、PU生地が新品状態では独特の匂いがなかなか取れずしばらく臭かった点ですね。
あとミシンなくても手縫いや布用接着剤とか両面テープでもつくれるし、骨材も0.5mmとかのアルミ板とかで大丈夫ですよ。目の近くに硬い素材が来るというのは事故の時にちょっと心配ですけどね。純正ブレスガードにたいてい骨が入ってないのはそういう理由の気がする。

2025/1/13追記 チンガードは使用をやめ、鼻下の寒さはバラクラバで対処。ヘルメットをかぶるときにバラクラバは顎まで下がってしまうけどいまのところ寒さは問題ないレベル。ジャケットやバラクラバのおかげで寒風がビュービューはいるほど隙間があまりないっぽい
口前の余分なところは薄型ベルクロでヘルメット側に留めることで邪魔にもならず、排気もうまく下から抜けていくようになった模様。解放しているので多少風は入ってきている感じはあるけどその御蔭で結露もあまりないみたい。
これを付けてツーリングにいきましたが、うまく治まっている状態だと信号停車時もシールド全閉でまったく眼鏡もシールドも曇りませんでした。(シールドはピンロックシートがあるのでそもそも曇りにくいですが) 信号で停まるごとにシールドを上げるとかのめんどくささが一切なしどころか普通は曇るという事実すら忘れてた。しかしまだ調整が甘くてヘルメットを被り直したときに多少ズレて息が上に入ってくるようになることがあるのでもうちょっと調整は必要みたいです。
うまく装着できなかったときの曇り解消のためにシールドを開けて走ると目の周りが一気に冷えてやはり雲泥の差。顔面の防風が出来ていると耐寒効果がすごい。

使った両面テープが再剥離可能で売ってるやつを使ったのに強力すぎて全く剥がれなくて困った。
『ニトムズ 再はく離 一般用両面テープ』 縫わずにこれだけで作れそう。

2024/11/16 土曜日

■ VストSX250 アクセサリーバー

Filed under: バイク — inor @ 23:25:53


純正のサイドガード的なものです。

ジクサーの物とほぼ変わらないと思うのですが、VストSX版はシュラウドのせいかあまり目立たず主張がないです。

もともと立ち転けとかではハンドルとミラー、ステップ周りしか接地しないので保護効果自体はあんまりなさそう?
そしてバンパーではないですと公式も言っている。

フォグランプを付けるために注文したものの、いざ付けてみたら上のバーにそのステーを付ける隙間もあまり無いのでアクセサリーバーといいつつ外側につける以外ほぼ何もつかないという。

しかし外側につけると倒した時にそれがぶつかってしまったり回転してダメージを広げるのでなるべく外側には物を付けたくないんだけど、さあ困ったぞ。

太さはハンドルと同じく22.4mmなので一般的に売っているステーやクランプを取り付けるの自体は簡単なんですがいい場所がない。

いろいろ付けたいとかカウルもちゃんと守りたい場合は今ならエンデュランスかデイトナのがいいんじゃないかなあ? (私がアクセサリーバーを注文した時点では純正と海外製品しかなかった。)

LINKエンデュランス サイドカウルガード
Vストローム250SX EL11L EN645EL1A1
2024/11/16 現在売り切れ だいたい \28,000 くらい

LINKデイトナ Vストローム250SX(23)専用
φ25.4 パイプエンジンガード アッパー 43510
2024/11/16 現在 \32,340

2024/11/14 木曜日

■ コミネ ふとももヒーティングベスト

Filed under: ガジェット,バイク — inor @ 13:13:21


コミネ 08-115 EK-115 QC3.0 イノベーティブヒーティングベスト
公式 > http://komineshop.shop21.makeshop.jp/shopdetail/000000009234/

太腿も温められる変わり種の電熱ベストで、USBだけどQC3なので大電流を取り出して車体電源並みの物のようにあったかくなる電熱ベストです。
寒い室内で試すと太腿のあったかさがかなりいい感じです。

太腿パーツはサイウォーマーって言うそうです。
サイウォーマーの長さは30cm、スイッチは20cm、それぞれ裾から上5cmくらいに付け根の縫い目があります。
ベストとスイッチをズボンの外に出しつつ、サイウォーマーだけズボンの中というのができますがサイウォーマーはだいたいポケット位置くらいですね。

暖かさは全く問題ないのですが消費とバッテリーの負荷が激しいですねえ。
10000mAhのモバイルバッテリーだと中で使っても2時間程度しか持ちません。モバイルバッテリーを使うものとしてはちょっと燃費が悪すぎる気がする。

使用時間重視の人は車体にQC3のUSBアダプタを付けてそれにつなぐか、12Vの電熱服を買うか、そもそもやめといて普通の新し目のUSB電熱ベストやはるカイロで済ませたほうが良しです。 (貼るカイロやハクキンカイロは温度調整できないけど正直最強。)

消費最大は24Wらしく、大抵のモバイルバッテリーは全力運転になります。
中、弱の時は間欠動作でON OFFを細かく制御されているようで、USBテスターをつなぐとだいたい最大か0Wattで切り替わりながら動作されるのでモバイルバッテリーはだいぶ熱くなります。(テスターの表示が1秒刻みで変わっていても、中はとんでもない速さで切り替えてる)
たぶん温度センサーでの制御ではないです。

説明書のスペック表では (時間は10000mAh使用時。)

モード  温度  時間  消費電力
HIGH  55  90  24W
MID  45  150  15.8W
LOW  40  270  8W

とのことです。

カーボンナノチューブヒーター使用の温度センサー付きUSB電熱ベストが弱運転だと8時間は持つことを考えるとだいぶ短いですが、一昔前のUSB電熱物の持続時間はたいていこのくらいだから普通と言えば普通です。

(more…)

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