■ VストSXにAKEEYO TR100をつけた
VストSXにAKEEYOのTR100っていうUSB PD充電器をつけました。
これ1万円ちょいするのでバイク用のUSB電源としてはすごい高いんですけど、外部のUSB-PDから「バイクのバッテリーに」充電できるという今までになかった変態機器です。
これ自体が充電器の機能も持っているため、車やバイク用の充電器がいらなくなるんです。
PD対応のモバイルバッテリーや充電器をつなげるだけで車体のバッテリーを充電できます。バイクに乗る率が少なくてバッテリー上げ気味マンとしてはときどきモバイルバッテリーを繋いでおけば充電できるというのはすごいことです。
ツーリング中のスマホへの給電はもちろん問題なく特に何も言うことはないです。
防水キャップもしっかりしているしコンパクトでいいです。
車体の中に隠す電源ユニットもデイトナのユニットと同じくらいか少し大きい感じ。こちらもアルミ筐体で高そうな感じ。うちは吸気口の手前の空気を遮らなさそうな位置に付けました。
この機械はACC連動とかではなくバッ直ですが、待機電流はものすごく少ないらしくつけっぱなしでも数年レベルで問題ないとのこと。USB出力に関しては車体が12Vを下回ると自動でオフになるらしいのでバッテリーローのときに電源を食いまくるとかはしないようです。
肝心の車体側に充電についてですが、テスターをつけたPDのモバイルバッテリーをつないでみたところ車体への通常充電モードでは
20.5V
0.6A
13W
で給電されていました。
しばらくバイクに乗れなくて車体側が10Vくらいに下がっていたとき 20000mAh のモバイルバッテリーで通常充電をしてみたところ、2時間後に見に行ったらモバイルバッテリーは空で 12.3Vまで回復。その後また別のバッテリーを持ってきて繋いで2時間放置したところ、モバイルバッテリーの容量を残して12.8Vまで回復していました。
電圧が規定値になると充電カットするみたいです。マニュアルとかにもそういうのは書いていませんでしたが状況的にたぶんそう。
あと急速充電モードもあるので使えば1時間位で12Vくらいにまで回復しそう。
パルス充電やサルフェーション関係の機能はないのでたまにその手の充電器も併用してやるとバッテリーの寿命によいかもしれない。
付属のUSBケーブルもちょっといい感じの短いのがついてて、このPDケーブルだけ売ってくれねえかなとかちょっと思ったり。
うちのは100W版ですが、もっとお安い65W版もあります。使ってみた印象としては65W版で充分の気がする。100Wあると電熱服とかもPD経由で使うのに余裕があるかなーと思って100Wにしたけど車体から電熱服用の電源を取れるようにしちゃったからまず使うシーンがない。
これあんまり使わないときはスマホへ充電するか、車体へ充電するかのモード切替を忘れるのでスマホとかにメモしておいたほうがいいですね。
緑がUSB出力、青が車体へ充電です。
切り替え忘れるとスマホから電池を吸い取って車体に充電し始めます。(やらかしたことある)
追記…2024/10/12
暑い時期の間はまったく乗らず、一月に一度くらいはモバイルバッテリーを持っていき補充電はしていたのですがバッテリーがあがりました。2vまで落ち込んでいたのでもう充電もできずバッテリー死亡です。 これが悪かったのか、ドラレコが悪かったのか…。やっぱり乗る頻度が少ない車両はメンテナー充電器をつなげておけるように充電端子をつけるのに勝るものはないですね。
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