2009/1/20 火曜日

■ Illustrator CS4の個人的に良くなったと思ったところ(体験版)

Filed under: PC — inor @ 22:23:06

Illustrator CS4の体験版をVMwareにインストールしてみて試してみました。
Adobe Illustrator CS4はCS3で不満に思ってた所が所々解消されていたりします。

CS3を使っていて最もイラッとするところが以下の2点。

オブジェクトが多くなると Ctrl + Alt + カーソル での複製が効かなくなる。どうもフォントを置き始めるとそのレイヤーと上層レイヤーなどにその現象が起こる。フォントを表示しているレイヤーを非表示にすると直る。フォントにコントロールを持って行かれているのかオブジェクトIDの認識がおかしくなるのかでなにも起こらなくなっているような感じ。他の操作には支障なし。

アピアランスが適用されている閉じたパスを扱った後、新しいパスを作るためにペンを使うとオープンパスにはアピアランスが適用できずにまず間違いなく不明なエラーが出る。なんでこんな仕様がそのまま残ってるんだ?

この二つが直っている。
しかしただこれだけのために3万円近く払ってアップデートするのもなあ。

ていうかこのくらいバージョンアップじゃなくてパッチで治せよと切に思うw

CS4版に不満点もあり。
ズームをしたときにスペースキーを押しっぱなしだとそのまま手のひらツールでのスクロールができない。
CS3では基本的に見る場所を変えるときにはスペースを押しっぱなしでCTRLやALTを押し離しで操作ができる。
CS4だとズームを行うといったんスペースを話すまでもうスクロールはできない。(これはVM上で試用しているからかもしれません。)

相変わらずドット系の吐き出しは綺麗ではない。その辺はfireworksやphotoshopだけでやれって話なんだろうけど、illustrator以外はパスのハンドル操作がアホ使いにくいし、foreworksでも綺麗な1ドットの線を描くにはいまだにグダグダ。アンチエイリアスのエンジンがドッター好みにはなりそうにない。ピクセル系の出力が強くなれば魅力倍増なのだけど、Illustratorの思想的にはどうもそれはなさそう。

しかしあの新しいグラデーションツールは楽でいいですね。
スマートガイドも更に詳しくガイドしてくれるようになりました。

速度についてはVMware上で動いているにしてはさくさく動いておりました。
でも正直なところあまり魅力を感じませんでした。

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