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テキストのメモを書くときや、投稿の下書きを作るときは一つのテキストファイルに対してどんどん書き加えるという方法で秀丸を使い続けているのですが、これの唯一の不満点はどこに何を書いてあるのかがわかりにくいことでした。
自分で書き連ねている物なのである程度は把握しているし、検索すればだいたいは引っかかるので問題はないのですし、よくある汚い部屋と同じで本人はだいたい物の場所を把握しているという感じです。

で、最近EvernoteやOnenoteなどの情報管理アプリが増えてきて、草案以外のメモなどにはそれらも使っているのですが、いかんせんあれらはエディタの部分の使い心地が激しく悪くてとてもじゃないけどあれで文章やhtmlタグを書くのは気分的に無理。なんか文章書くのに軽くて管理も楽ないいものねーかなーとは常々思ってました。

検索やメモのデータ整理についてはEvernoteが優れていると思います。
あのノートとタグシステムは実に優秀。表題もわかりやすくソートも簡単。わかりやすい。
ただ内容の一覧性が物足りない。

Onenoteは、なんでしょね。(ここは読み飛ばしてok)
文章編集機能とかオフィス製品との連携は正直ろくなもんじゃないし。とくに文字物を扱うときに新規の文字入力で半角英数字を入力するとfontが勝手にVerdanaになるのは許し難いしインデントのルールもよくわからなし、画像も移動させるだけなら簡単だけど、改行したりさせるのはなんか変な挙動したりでなんかこう腹立つんです。文章と画像とコンテナ(文章のブロック単位と思いねえ)分けちゃうと文章用のコンテナの文章量が増えたときに画像のコンテナは連動して動かないから別のコンテナで隠れちゃって全部位置調整し直しじゃねえかよお！！！とか。(使い方が悪い) つーかワードに貼り付けるとレイアウトぶっ壊れるから俺以外に見ることの出来ないこのファイルを対外用に綺麗に整形する意味がないと気がついてからは。かなりいい加減メモになりはてました。ワードにそのままそっくり持って行ける物だと思い込んで、せっせとOnenoteで資料を作ったあの夏。(使い方が悪い) 記事のリンク機能もただのハイパーリンクで、ネストでセクション埋め込んで相互に変更反映されるとかもなかったし期待はずれ感のほうが多かったかな。ネストで他のセクションの記事引っ張ってきたり編集できたら良かったのに。
もっともその辺が良くなっても置換などはないですから結局長文を扱うのは使いにくいし、windowsインデックスサーチが止まってると検索もへぼまるんですけども。
一覧性も悪いし外部アプリに頼らないとソートもないし、それほど良くないけどEvernoteみたいに社外秘のデータをよそんちに置かなくていいのと画像貼りまくっても容量気にしなくていいので使ってるみたいなところがあります。
いいところもあるんで使い続けてますけど。ちと他人に勧めるのは無理があるかしら。

で本題。

ちょいと前に秀丸でhowmを構築して使っていた経験もあり、マクロで各メモのリストは作れるんじゃないかなーと思い立って、検索したら、アウトライン機能があるというのを知りました。

アウトライン機能というのはおおざっぱに言うとワードやPDFみたいに項目名つきの目次を作る機能で、特定の文法に従って、かってにリスト化もしてくれるなんとも賢い機能なのです。

※ 上のは正しくない説明なので、詳しくはwikipediaのアウトラインプロセッサとかぐぐる先生に教えてもらってみて下さい。

うちのメモテキストは一応検索とかの事も考えて、各記事やメモに区切りとして@@@と記号等を付けていたのが功を奏して導入は簡単でした。置換で今までのそのオレオレ書式ちょっといじって、アウトラインプロセッサ解析に各メモのタイトルを表示できるようにしたらアラアラびっくり、一覧表の付いた秀丸メモ帳が完成です。
元が単純に一つのテキストファイルなのでホイールするだけで各メモを行き来できたのですが、今後はリストから選ぶことでも即座に行き来できるようになってご満悦。しかもアウトライン機能を使う事で各メモの上下位置が入れ替えられる。すげー。注意しないと記号すらが付けいてない超雑メモ部分もついでにまるっと移動してしまうので危ないですが。
あとソートが出来ると嬉しかったけど、それはファイルの性格上危険かな。

とりあえずご満悦ー。 Onenoteへの文句が一番量が多いんじゃないか？

※ アウトライン機能の設定はこちらを参考にさせていただきました。
シェアウェア「秀丸エディタ」(ver.6.0以上)をアウトラインプロセッサとして使う
http://animehack.jp/story/hidemaru.html