■ ATH-TAD500 エアーダイナミックヘッドフォン
長年愛用しているMDR-F1のヘッドバンドやイヤパッドのへたり感が強いので、メンテナンスに出す前にとお手頃価格帯の新型オープンエアヘッドホンを買いました。
※ MDR-F1のイヤパッドは自分で交換出来るのですが、ヘッドバンドはちとわからなかったのでどうせだからサービスに出してみようかなあと。
■ 音の印象
音の第一印象は最初に聞いた曲がたまたまシャカシャカ系だったので高音がキンキンするなあということでした。
でもそれは悪い意味ではなくて、ふだんまろやか系のヘッドホンを使っているからなのです。
管楽器やシンバルの音等がしっかり聞こえてきます。良い感じ。
低音はドンドコ押し出す感じは無いですがそれなりに。
音場もそれなりに。
悪い印象はありません。ストレス無く聞けます。
遮音性は特にないです。
オープンエアですし。
■ 装着感
体に接する部分は柔らかな素材でできており、圧は少なめ。毛の短い起毛の布で中身は低反発系のウレタンですかねえ。むちむちもちもち。
装着感は柔らかく包み込むタイプで少し耳たぶが押さえられる感じ。ちょっと違和感がありますが、きついということもなく良い方だと思います。でも長時間かぶったままだとやはりどうしても耳は痛くなりますから休憩は入れた方が良いです。その辺はMDR-F1はやっぱすごい。
あとオープンエアといっても耳はスポンジで覆われているのでやっぱり体温で暖まってきますし、すこし蒸れる感じはします。夏場はエアコンのない部屋では密閉型同様だめそう。
頭頂部の方はオーディオテクニカヘッドホンの特徴だった3Dウイングではないのと、接触面積がそれほど広くないのでで頭に一直線にあたってるなあという感じです。でもこっちは耳が痛くなったあとも気になりませんでした。
去年買った同じ価格帯の密閉型であるビクターのHP-RX700は、首を振ったときなどにハウジングの大きさによる服との擦れ音や、可動部やコードの付けねのギコギコ音がけっこう気になるのですが、これは特にそんなことも無く、この価格帯のヘッドホンはこういうしょぼい作りなのはあきらめなのかなあと思ってたら単にあれの作りがいまいちだったのを知りました。
ちなみにその文句を付けているHP-RX700も5000円以下で買えるヘッドホンとしては音はとても良い物です。
ああ、あとメガネですが、イヤパッドが柔らかいのでまったく問題ありません。
■ 感想
大音量と重低音で聞きたいという人には向かなさそうですが、
家で手軽に使うには良いヘッドホンだと思いました。
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