2015/4/8 水曜日

■ DトラをLED ヘッドライトにした

Filed under: バイク — inor @ 15:40:41

なんか急にLEDヘッドライトへの興味が出てきたところにPIAAの新製品が出ていて、お、これは良さそうだ。と、お値段を見て怯んで光トレーディング X-LEDのエコモデルというちょっと怪しい安いのを買ってみました。

車用のやつですが、最近ライト暗いなーと思っていたバイクのDトラッカーに使います。


箱と中身、届いた時は小さなダンボールだったので簡易梱包かと思ったのですが、その中にちゃんとした箱が入っていて以外と立派でした。

おそらくDCコンバーターが入っているユニット。以外と綺麗です。 バイクの場合はこういうユニットを詰め込む場所にも困ったりするのですが、これは小さくて平べったいので邪魔にならなくていい感じでした。

LEDは3つ付いています。ローの時は先端のふたつが点灯し、ハイにすると残りのひとつが点灯します。 裏面にはLEDはありません。

おしりのヒートシンク部分はこんな感じで、よくある汎用の角形ファンではなく専用構造になっています。ファンガードもついてるので配線などを噛むことも無いでしょう。 まあホコリは入りまくるでしょうけど…。

試しに点灯させてみるとファンの音がむいーんとしていますが、エンジンがかかるとほぼ聞こえないレベルです。かなりの明るさで周辺をパーーっと明るく照らしてくれて、このまま作業灯に使いたいくらいの明るさをしています。100wのハロゲン作業灯の変わりに余裕でなるくらい明るいよこれ。

このヒートシンク部分ははずれないので車体に取り付ける時は、ゴムカバーは使えなi

お恥ずかしながら取り付け時には気がついていなかったのですが、このヒートシンクと発光部本体は一体型ですが、座金は別パーツになっていて外すことが出来ます。
座金を車体に取り付けてから、そこに差し込んで押しながら捻るとロックされます。

※ 私は説明書をよく見ておらず、座金がはずれないと思い込んでいたのでバルブロック用の金具をまるっと外してからユニットを固定してこんなんちょっと知識無いと付けらんないだろと取り付け時にドヤってました。

取り付けの注意点としては本来のバルブと取り付け部を保護するゴムカバーがヒートシンクのサイズのせいで使えなくなるので、補修部品としてゴムカバーを買って穴を広げて取り付けるか、自作でカバーになる物を作るかはした方がよいと思います。(後述の光漏れ対策と雨水や汚れ対策)
今回は応急的に養生テープでヒートシンクだけ外に出す様にして蓋をしました。養生テープはノリが硬くなってポロポロになるのではやいとこ日持ちする素材でカバーを作ろう。

それとコンバーター部分が振動でプラに当たらない様に配置することくらいですかね。

純正のゴムカバーにあともうちょっとバルブ本体が押し込めると使える感じだったんだけど、惜しいなー。座金とガイドパイプは規格に合わせたサイズになっている様でカバーにかなりぴったりフィットしていました。ヒートシンク側に2~3mm余裕があるとたぶんそのままカバーも使えたと思います。

点灯状態で5分くらい放置して温度を測ってみたのですが、LED本体は70度近くなりましたが、ヒートシンクやコンバーターは25度くらいで、ほんのり温かいかな?程度の温度でした。

取り付けた後の光漏れです。これはハンドルを切った時にライトカウルの隙間から見えるって感じなので、まあ運転している人からはみえません。

光の色はこんな感じで、ハロゲンよりだいぶ白いですが、青いわけでは無いなーという感じです。個人的にはハロゲンの色のライトが好ましいので次に買うやつはもっと色温度が低いやつにしようかと思います。

明るさ自体もリアルで白飛びしてるなーって感じるくらいハロゲンより明るいので、すごいなこれって思いました。

昔あまりに暗いKTMアドベンチャーのライトを何とかしようとして、ヘッドライトの代わりになる物を捜そうとLEDのハンドライトに凝っていた時期があるので、勢いで買った照度計があります。

結局その願いは当時のLEDやコンバーターではかなわずLED探しも飽きてしまったのですが、今になってようやくハロゲンの代わりになるレベルのが登場してきたので嬉しいことです。

で、ライト目前の直近での計測結果ですが、ハロゲン : X-LED です。 (単位はLux)

Low 45000 : 70000

High 45000 : 90000

明るさの数値的にはすごい上がりました。

ハロゲンのハイとローが変わらないのはハイロー同時点灯では無いからです。

んが、心配していたとおり配光があんまり良くなくて、真っ正面にダークスポットが出てしまいました。
走り出してから気がついたのでまだ写真を撮っておりませんが後ほど更新します。(後に追加しました)

ハイビームも、ん? って感じで、照射範囲がちょっと上に増える程度でほぼ変わらず、ハイビームのまま光軸下げて使うとダークスポットが消えるからそうするのがいいのか?とか思うレベル。

多分下側に光が出ないせいでハイビームのための反射がされてない感じ。リフレクターが半分しか使われてないっていうイメージかな?。

雑な図ですが、たぶんこんな感じ。

これを解決するのはハイビームは両面に配置されているものか、上面実装のLEDに対応したリフレクタに交換するしか無いのですが、ハイビームあんまり使わないから今はまあいいかなって感じです。

あとは壊れずにどれくらい使えるかが心配なのでバルブも持ち歩こうかと。大丈夫そうだったらNCでも試してみようかな?と思っております。

■ 実照射パターン追加


ロービーム、ハイビームです。ローの先端配光がかなりガタガタで前方に照らされていないところが出来ているのがおわかりだろうか?
ハイビームにした場合はダークスポットが無くなるが、多少明るくなるだけで、通常の感覚でのハイビームとはまるで違う物になっているのがおわかりいただけるだろうか?w


杭があるこっちの写真だとどれくらい上を照らせる様になるかの差がわかりやすいのですが、変わるのはほんのちょっとです。

ローよりもうちょっと先の反射板があるのがわかるようになるだけ。またこちらの写真はシャッタースピードと絞りを固定した物なのだけど、ハイにしてもローの光がまったく変わらないままなのがおわかりいただけるだろうか?

ローの状態でもうちょっと先を照らす様にしたいのだけど、光軸調整ネジがなめそうなので諦めました。(ライトカウルの下側にワッシャーかまして解決しました)
ノーマルバルブに戻そうかなー?なんて既に思い始めていたりします。

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