2014/7/29 火曜日

■ NC750X DCTのならし終わり

Filed under: バイク — inor @ 22:31:23

納車から数ヶ月が経ちましたがなかなか乗る機会がなく、やっと慣らしが終わってちょっと経ったって程度です。
とてものんびり走っていたせいか、工作精度が高いのか初回のオイル交換ではほとんどオイルは汚れていなかったと言われました。
初回に入れたオイルは標準の安いやつです。オイル、フィルター、ワッシャー、工賃でたしか8000円くらい。DCTはDCT用にもフィルターを使いますんでフィルターが2個必要です。

さて、走行感ですがまあ乗るのにだいぶ慣れた後も最初とそんなに印象は変わらずで、フツーに走ってフツーに曲がっておまけにメットインが便利なバイクですね。もさーっと走るのに丁度いい感じ。クイックにキュッキュッて感じは無いです。

メットインにカッパやカメラとかをほうりこんで、バッグも何ももたずにツーリングに出られます。停車時はメットはミラーにかけておけばいいんですから。
燃費も30は出てる気がしますね。
大型のくせにのんびりふらふら走るのも楽しいバイクでとてもよいです。

DCTはすごい楽で1日中走っていても左手足の疲労感がありません。堅実にガチャリガチャリと仕事をしてくれています。渋滞だろうが坂道だろうが知ったこっちゃない楽さはいいですね。

ただ、ふだんは標準走行モードのDで大丈夫なのですが、回転が低い内にどんどんギアを上げて行ってしまうため峠のきつめの上り坂とかをキビキビはしりたいときはSモードにしないとちょっと物足りなくなります。Sにすると結構引っ張ってくれるのでぐいぐい登りますよ。

下りのエンジンブレーキはDだとギアが高めなので、-ボタンを押して任意にギヤを下げればしっかり効かせてくれますんで心配はないです。まあ車のAT車と同じですよね。
マニュアル操作でも車速と回転数によっては危ないギアシフトはしないようになっています。かしこい。
もちろんアクセルをぐいっとひねるとギアが勝手に下がって加速をしはじめますので追い越しも問題ありません。

そのかわりアクセルから手を離したいときにクラッチを握って惰性で走るとかは出来ないし、アクセルワークと強めのエンジンブレーキ駆使しての車速調整とかもわざわざしなくなるのでスクーターと同じように主にブレーキに頼った感じの車速調整になります。

オートマでいいならTマックスやシルバーウイング、スカイウェブ大でも良かったかもしれないけど、元々これの見た目も結構好きでMTのこれを買おうと思っていたときに一度はDCT車に乗っておいてもイイカナと心変わりした物でして。

高速道路に乗るとやっぱりリッター買えば良かったかなーとかは思いますが、追い越し車線の流れにも乗れはしますし下道だともてあますのでべつにいいです。
ノーマルのスクリーン位置だと高速移動中はメットや顎下に風圧がかかるようで、のど元に圧迫感を感じます。肩も風に晒されていますからそのへんはLC4アドベンチャーに乗っていた頃とあんまり変わらない印象ですね。

隣は友達の1190ADV-R この写真だと分からないけど並んでいるとNCはかなり小さく見えますw

はてさて

何とかならないかなと思っていることは今のところはグリップとギャップでの突き上げとトリップメーターの不良くらいかな?

純正グリップは細くて硬いせいか、連日ツーリングに出たらちょっとマメが出来てました。
今まで乗っていたバイクではそういう経験とかグリップがすり減ってダメになるとか経験したことないんでロードバイクってこういう物なのか?とか思いました。近いうちにPROGRIPのグリップに変えてしまおうと思いますがグリップヒーターも悩ましい。。

突き上げはこれサス変えたらなおるんかなー?
とはいえサス変えるほど不満でも無いのでほっとくんだろうなあ。
速度域を上げてくるとちと不安感があるんですが、そんなに無理しないのでたぶんこのままでも大丈夫。

トリップメーターはほとんど使い物になりません。キーオンでリセットされることが有り、朝一発目で0になっていたり、休憩してキー回したら0になっていたり。トリップA、B共にランダムでリセットがかかるのでまったく頼りになりません。ツーリングに出て帰ってくるまでの距離がまともに測れていたらスゴイ!テーレッテレー!みたいな頻度でリセットされます。この燃費のいいのが売りの車両でそれをネタにできるのにちゃんとした燃費計算をしないのはこのためです。オドメーターは無事なもののいちいちやってられん。ここはほんとダメだと思います、早くリコールを発表して欲しいです。
ちなみに燃料計があるから給油時期は分かるので、そんなに走行距離を気にしなくてもいいのは助かっています。

あと燃料補給なんですが、先に述べたように荷物はメットインで済んでいる状態なので今は何も困っていません。キャリアもリアシートの開け閉めには問題無いですしね。

(追記 14/07/30)
こちらのNC750X DCTインプレッションもとても参考になります。
グルービングの話はとくにそうそう!って思ったところで、他のバイクでは結構気を使って走る峠の溝路面でまったくハンドルを取られなかったのよね。タイヤのせいだったのか。
ただこのタイヤ、ライフが短いらしいです。ということはタイヤを替えると切れ込むようになるのか。ふむむ。

キックダウンのタイムラグも確かにあって、ぐいっとひねってからワンテンポおいてギアが下がります。ぐっとひねった瞬間に「おりゃ!」ではなく「あ、よっこいしょ。」って感じ。でも車とかもみんなそうじゃないかな?

減速時にDCTによるかくんかくんやN滑走が出来ないとかそういうのも確かにその通りなんだけど個人的にはそこまでは気になりませんでしたが、下りの時のギアのどっちつかず感は多少感じたことがあります。
ディーラーの人が言うにはDCTは走るにつれてある程度学習するらしいんで、長いこと乗っているとそのうちまた何か変わるかもしれないですね。

青に聞け!
NC750X・DCTを切る 700で問題だったコーナリングの癖はどうなった?・・・

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