■ 真夏のツーリングアイテム感想
最高気温が40度とかになるこの夏ですが、その気になればツーリングは可能です。
でもまあ暑すぎるので外に出ないでエアコンの効いた部屋の中でオープンワールドのゲームとかしてたほうがいいとおもう。
オープンワールドゲーにハマったことがある人なら部屋にこもっていても旅行や観光気分になれて外出しなくてもぜんぜん余裕で過ごせるのわかると思う。
さて。
■ コミネ 水冷ベスト
2025年夏季、今年の注目アイテム。
冷たくて体を冷やしてくれる。涼しい。
30度に届かないレベルのときだと寒くなるので稼働は30度を超えてからの方が良い。
・良い点
動かせば問答無用で体を冷やしてくれる。
ベストの部分の下に汗か結露で常に湿ることになるが、走行していると気化熱が発生する。高速上だと午前中で渋滞がない時間帯なら動かさなくても汗の気化熱で涼しかったりします。
稼働させると一気に冷たくなるので体が冷えますが、33度を超えてくるとヒヤッとするのは最初だけで、すぐ慣れてしまったり、氷が終わってしまう感じになりますね。
・問題点
言わずもがな氷の時間が1時間ちょっとと短いところ。
これは工事現場や農業などの業務用で使われているものも同じなのでそのへんをすでに知ってる人なら当たり前のことなのですが、予備のアイスパック、氷ペットをたくさん持っていくことで解決します。(外仕事で使う人はクーラーボックスに交換用を満載してる)
バッテリーの収納位置が悪いところ。
バッテリーを入れるところが左胸のところなのですが、収納ポケットが意外と小さく、10000mAhのバッテリーでも入らないものが結構あるみたいです。
バッテリーは5000mAhあれば1日もつので、小型のものを選択するとよいです。
消費電力が小さいため省電力機能が働いて止まってしまうバッテリーがあるので、あらかじめ自分のバッテリーの特性を調べてそういう機能を解除するなどの工夫は必要です。
長時間使っていると給電を止めてしまうバッテリーもあるので、ペットボトル交換ごとや数時間ごとに念の為つなぎ直すのをおすすめします。高速道路でノロノロ渋滞の時に電源が止まったことがあってきつかったです。(極力すり抜けしない一本橋余裕スタイル)
スイッチも小さく、右胸のバッテリーケーブルに付いているので走行中に入れ直すのは危ないです。
バッテリーは延長コードを使ってバッテリーポーチなどを使って本体のベルトにくっつけたり、腰回りにつけておくといい感じです。
本体が大きく重くなるのでこういうバッグを付け慣れてない人は大変みたいです。
私はメッセンジャーバッグやレッグポーチを使うことが多いせいなのかなんとも思いません。
今季はもうメーカー完売で、店頭在庫のみらしい。
今年のモデルはとりあえず低コストの最低限の機能で動くものを出してユーザーの反応の様子見でしょうね。来年からいろいろ機能を盛り込んでくるんじゃないかなあ?
■ コメリ タフクーラーバッグ
安価なソフトクーラーバッグのなかではかなりの時間を耐えられる優秀なバッグです。
私は5Lのものを使用しています。12Lだとトップケースをほぼ全部占有してしまいそうなのでやめました。
これにペットボトルを4本と保冷剤を入れていきます。
水冷ベストを使うなら必需品です。
真空タイプの保冷クーラーも良いと思うのですがかさばりすぎたり横倒しにできないものとかがあるのでやめておきました。
■ サンコー ネッククーラーEVO
ペルチェ式のネッククーラーです。
付属バッテリーの容量が小さいので、付属は使わずにモバイルバッテリーを繋げて使っています。
これが地味に効くのかなんなのか、頭の汗とか顔の汗とかが少ないみたいでヘルメットを脱いだ時に汗で湿りまくっているという事がありません。
問題点はバッテリー消費が激しいこととすぐ左右にずれることです。
バッテリーはモバイルバッテリーから取るようにしていますが、10000mAhだと1日持ちません。7~8時間のツーリングだと2つ持っていかないとだめです。20000mAhのバッテリーだと身に着けると流石に重さを感じる。
肌に接触するアルミ面を大きくしたり、ズレ防止のフロントストラップなどがほしいところです。
世間では排熱が暑くて効果がないと言われがちなペルチェ式ネッククーラーですが、熱中症を防ぐための重要度は高いと思っています。ごっついR4の方も農作業で役に立っています。
なんとなくですが即座に効果が見えないとすぐに意味がないと判断してしまうとか、付け方が悪いとか排熱を逃がせない付け方で使っている人がそこそこ居るのではないでしょうか?
これはもう廃盤製品で在庫処分になっているようで、バッテリー付きでもなしでも3000円ちょっとで買えます。
3万円くらいのネッククーラーですが、冷却アルミの広さと排熱用の導風路の工夫と首周りへの送風、スマホアプリなどの工夫があるもののペルチェで冷やしている以上は大した冷え効果の差はないんで、バイクで使う場合は邪魔にならず落ちない事が重要になります。
室内などで使う場合は肌に触れるアルミ部分の大きさ、首周りへの送風がかなり体感効果があるはずです。
■ コミネ フルメッシュジャケット
私が着ているのは廃盤のプロテクトライディングメッシュパーカ。
ハーフメッシュよりフルメッシュ。色は可能な限り白、ライトグレー、赤、黄色の日光で熱を持たない色。
黒とかは日光での熱がやばすぎです。
実験サイトとかの実測値を見てみるとぐえ…てなりますや。
ハーフメッシュのジャケットはずっと走っているならいいものの、着た瞬間から暑いのでおすすめできません。
現在の日本の気候的にはこれいつ着るん??っていう状況になってると思う。3シーズンジャケットですら危うい。
朝晩寒くなるような時期にいいという感想もあるものの、そういう季節はベンチレーション付きの3シーズンジャケットでよくない?? と。
寒くなった時に着るインナーを持っていっても外側で防風できないので空気層が確保できずにイマイチ効果が薄いんですよ。
パーカータイプが好きなのは乗っているバイクがオフロード系街乗り系ばかりというのもあるのですが、首周りへの直射が防げたり、休憩時にフードを被って頭への直射を防げたり、腰回りへの直射も防げるからです。 フードがあると高速とかでのバタつきが、、というのは感じたことがありません。
(フード付きのライジャケを各シーズン用で何着も持ってるけどフードがバタついて気になるのは一つも無いです。)
■ BMC 空冷式ジーンズ
特殊な織り方をされた立体生地を使われたジーンズです。ジャージっぽいです。
走ってる時に足を伸ばして風に当てると汗が気化してひやーっとしていくので、よく風が通っている感じはします。
メッシュジャケットとかみたいにはっきり風が通っているという感じではないです。
私はバイク用のパンツにはあまり皮脂などをつけたくないので素肌には着ずに、冷感インナーの上に着ています。
洗濯をしたあとの乾きも早いです。
プロテクターは膝のみで、腰プロテクター用のポケットはありません。
付属品も5mmくらいのスポンジです。
■ コミネ クールマックスジーンズ
結構昔からあるクールマックスジーンズです。薄いです。
これも空冷式ジーンズと同じく通気性が良いと思います。
コピペではありますが
私はバイク用のパンツにはあまり皮脂などをつけたくないので素肌には着ずに、冷感インナーの上に着ています。
洗濯をしたあとの乾きも早いです。
プロテクターは膝と腰に付けられます。
CE2プロテクターが付属しています。
■ コミネ エニグマライト CE インナープロテクトパンツ
冷感接触生地にエニグマライトプロテクターが装着されているインナーです。
どのズボンを履いてもプロテクターがつくのとズレが少ないので重宝します。
が、しかし、インナー生地が作業用の冷感インナー各種と比べるとだいぶ厚めで、ちょっと暑いかなーって感じになります。
走行時はそんなに気になりませんが下りての休憩中などは暑いかも。
■ ワークマン コーデュラユーロ3Dメッシュパンツ
私が持っているのは初期のものですが、黒い革パンタイプしか在庫がなくて買えなかったため昼だと暑くてほとんど履いていません。見た目もあまり好みではないので試しに買ってみた、で終わっています。
■ コミネ エニグマ G2 プロテクター各部
背中以外を2025年新作の樹脂メッシュプロテクターに交換しました。
パッと見は分厚いのですがグニグニ曲がるので旧タイプやエニグマライトとかより着用感がいいです。
膝肘用はとくにデイトナのSASTECとかも含めたスポンジタイプより膝と相性が良いのか圧迫感を感じにくく、ツーリング後半とかにちょっと痛くなってくる感じがなかったです。
スポンジタイプに比べると重いんだけど着用状態だとあんまり気になりません。
ムレ感の軽減については交換前からあんまり感じていなかったので正直わからん。交換前のチェストハードプロテクターも結構穴開いてて通気性良かったし。
■ 夏用インナー上下 アームカバー インナーキャップ
グラディエーター、おたふく、ワークマン他の冷感、速乾系のインナー。汗をかいても水をかけても走っていれば冷えつつ乾くので大事です。
アームカバーはメッシュジャケットを着るから要らないんじゃ?って感じではあるのですが、グローブとメッシュジャケットの間の素肌がでてしまうところを埋められます。変な日焼けするのを防げるし、袖を濡らしたときの保水にも一役買います。(アームカバー無しで長袖インナーでも良いけど、なんとなく半袖アームカバー派)
綿のインナーとかはいつまでも乾かないので湿った布が擦れたりして肌にも良くないと思う。
化繊がだめな人はともかく夏のレジャーや作業ではみんな着たほうがいい。
インナーキャップも汗が目に入るのやヘルメットが皮脂で汚れるのを多少防いでくれるので結構大事です。
個人的にはグラディエーターとニオイクリアを好んできていますがこれがはっきりいい!と言えるほどは比べていません。
■ ガエルネのGゼノン ブラック
ガエルネの新モデル、Gゼノン、ブラックを夏用に買ったのですが、これ夏用として買ったのは失敗だったかなーと思っています。
何が失敗だったかと言うと、日に照らされているととんでもなく熱い。暑いじゃなくて熱い。
ゴアテックス採用のアウトドアシューズ的なライディングシューズなのですが、薄めなせいか表面の熱が直接来る感じ。
いいところとしては脱ぎ履きが楽なのと、1日履きっぱなしでもムレ感は全く無いところ。
ここはさすがゴアテックスとメッシュを主体にしたシューズなだけあります。
危惧はしていたのでせめてグレーにしたら良かったかもしれないけど、グレーだと油汚れがついたときに目立ちそうだなあと思ったのと、この熱さの原因は薄さによるものの気がするのでどうにもならなかったかも。
防水なのを活かしてたまに水かけたりしていました。
パンテーラやのほうが蒸れるとは思うけど日光下での耐熱性能は強いかもしれない。
■ ハクゲン アイスノン シャツミスト アイスキング
これはバイクだけではなくて普段から使っています。
服に吹き付けるとひやーっとするスプレーです。
脇腹、内ももとかに吹き付けておくといい感じです。
ギャッツビーのクレイジークールも試したのですがアイスキングのほうが個人的にはわかりやすくて良かったです。
クレイジークールは地肌に使うといい感じになるのですが、なんとなくわかりにくいです。冷房のある部屋に入ったりすると冷えるなーって感じになるけどうーむ。
ただ効果を感じられる時間は短いかな?
クレイジークールのほうが優しく長く続く感じかもしれない。
■ スプレーボトルと水ペットボトル
何の変哲もないスプレーボトルと水ペットボトル。
袖や太ももを濡らすために水道水を入れて持っていきます。 スプレーの方にはミントとかエタノールを加えてもいいけどボトルにダメージ。
水ペットボトルからかけてももちろんいいのですが、撥水生地に染みこなかったりしてロスが多いです。
ホムセンや100均でもいいと思うけど、トラスコなどのキャニオンスプレーがしっかりしていて長く使えるのでおすすめ。
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