■ DトラのLEDライトを新しいやつにした
2015年の4月に交換したLEDライトは結局そのまま使っていたのですが、最近PIAAやPhilipsみたいに素子を細長く配置してある中華製品が出回りはじめて値段も落ち着いてきたので、評判のいいのを選んでそちらに変えてみました。
2chではたまきん言われてました。
取り付けは簡単で座金を付けて差し込んで捻るだけ。上下に注意ですね。遮光板が下になるようにですよ。
今回のもライトのゴムカバーは付けられなかったのでまたしても梱包クロステープでホコリ避けを付けました。前回のテープも付けっぱなしでしたが何の問題も無かったですね。クロステープは紫外線に当たらなければかなり長いこと柔軟性を保ってくれるようです。
前回つけたものは1年半ほど使いましたが今も特に問題なく、しいて言うと中華製品にありがちなダメメッキのネジが錆びてたって程度で本体はまだまだ綺麗なもんです。
点灯。ローとハイ。
※ 肉眼だともっと明るく良く見えます。
新しい方をポン付けで点灯させたところ前のと違って照らす高さはワッシャーとかを使わなくても良く、ローの真っ正面がちょっと暗いけど前のみたいにぽっかり正面が見えない状態でもなくいい感じだったのですが、走ってみるとどうもなんだかやけに右側の反射物とか柱が上の方までよく見える。左は上の方は真っ暗。右上がりの配光になっちゃっていて対向車線をけっこう照らしてしまっています。壁を照らしてみるとどうも右上に光がどっかり漏れている。これじゃだめじゃない?
最近やけに眩しいLED光の対向車が増えたけどもしやコイツのせいか?
取り付け時に最後まで捻っても座金に対して垂直にならずに若干左に傾いていたのが気になったのですが、多分それのせいでしょう。黄色は座金の羽の位置。紫は遮光板の角度です。
座金と取り付けピンを確認したら本体のピンが垂直に出ているにもかかわらず、座金の溝がこのようにど真ん中までしかないのですよ。
そりゃあ左に傾くってもんですよ。
ちなみに垂直にして正常な状態にしても遮光板の高さが左右で違うのですが、これは上の写真のようにハロゲンのH4でも同じだったのでこういう規格のようです、右を照らしてしまう原因はやはり傾きにあったようです。
やれる加工方法としては
・座金の溝を拡張する。(相手がプラなのでリューターがあればすぐ終わる。
・ピンを半分削る。(いいビットや鉄ヤスリがあればたぶんすぐだけど本体にも傷の恐れ。故障時に交換してもらえないかも。
・座金の羽を切る。(中央から遠いのでかなりざっくり切らねば角度を直せない。
・遮光板を切った貼ったする。(めんどうだし光源の高さがずれたまま。
これは溝が楽でしょう。
ピンが2ミリちょいなので、リューターで上下の溝をそれぞれ1mmほど削ってやります。テープでここまで削るという目印を付けてやるとわかりやすいです。カッター傷やマジックだとほぼ見えないのです。
座金はプラスチックなのであっという間に加工は終わりますし安いリューターでもたぶんそんなに苦労せずに削れると思いますが、手作業だとこれは大変そう。持ってて良かった電動工具。
電動工具がないなら熱したマイナスドライバーやカッターで溶かし削るのもいいかもね!
溝を拡張してあげたことでこのようにまっすぐになり、配光もやたら右車線を照らさない良い感じになるはず。
壁に向かってローとハイビームを確認したところぴしっとなりました。
古いガラスレンズのライトでもこれくらい行けるとは、これはいいLEDバルブですね。気になるのは耐久性ですが、まあすぐ壊れたって話もあんまり無いのでハズレを引かなきゃ大丈夫でしょう。バイクだと外気に接しているから冷却もなんとかなるだろうし。
欲を言えばハロゲンの色温度版が欲しいところです。
今後は中央の薄さもどんどん減ってさらに電球のフィラメント配置に近よって配光も良くなっていくんでしょうね。楽しみです。
TrackBack URL :
Comments (0)