2024/11/18 月曜日

■ ひょうたん池のポンプフィルター修理

Filed under: 未分類 — inor @ 20:47:45

実家のひょうたん池のポンプフィルターを修理しました。

5年くらい前に買ったタカラのウォータークリーナー ちどり Rというやつで、買うと2万5千円くらいします。
今のやつを買う前も何十年も同じようなのを使っていて壊れては買いを繰り返してました。

2~3ヶ月前に異音が出て一週間くらいで停止しましたがモーター軸付近にグリスアップしたら渋々動いたのでそのまま使っていましたが、また異音がし出したのでそろそろやばいなーと思っていたらその後数日で停止しました。

故障箇所はモーターで、コンセントを繋いでも回転しません。多分モーターの中が錆びているかベアリングが死んでいます。
親は丸ごと新しく買うのを希望していましたがはっきり言ってお金の無駄です。

修理事例を調べるとモーターを交換したり分解してベアリングを入れ替えたりしているページを見かけます。

交換部品を調べるとモーターが単品で10000円、ベアリングも2個で4000円とかしていました。高いですねー。
普通の水槽用品みたいに数が出る商品ではないのでその値段にしないと儲けが出ないんでしょうねえ。


ということで、どうせ買い替えも視野に入っているなら壊してもいいので分解して見てみようということで分解してみたら、そんなに苦労せずモーターを外したりベアリングの確認までできたので、故障原因になっていたベアリングの交換だけして済ますことにしました。


ベアリングが2つ入っているのですが、上のベアリングはまだスムーズに回りますが下のベアリングがゴリゴリでダメになっていました。ローターもそんなに焼けてない感じ。

分解時に気をつけることは揚水部のシャフトが接着剤でゴムブッシュとくっついているらしく、引き抜くのはかなり硬いです。 ちぎれるんじゃないかとヒヤヒヤしながら抜きました。
冷却用のプロペラやベアリングの取り外しはプーラーがあればそれに越したことはないですが、普通はないのでマイナスドライバーやラジオペンチでテコの原理を使って強度の有りそうなところを選んで慎重に外してください。外れる時に急に力が抜けますから、怪我防止のグローブ等も忘れずに。

モーター下部の真鍮パイプと繋がっている長いネジは結構なトルクで締まっていて舐めやすいので、ぐっと抑えられない状態ならドライバーを使わず最初からネジザウルスなどで緩めたほうがいいです。舐めてしまうと締め込みでも力がかかりにくくなるので再利用はもうダメです。もとに戻す時は次回のメンテナンスのことも考えて開けやすく舐めにくい六角ボルトやキャップボルトなどに変えてしまうほうが良いでしょう。

ベアリングは626Zという汎用品で大きなホムセンなどでも500円くらいで手に入る物です。amazonで注文してはめ込み直して試運転をして修理完了。626ZZでも626LLBでもシール付きならなんでもいいと思います。

ベアリングをはめる時は外側を掴んで強く押し込むと、中の球に傷を入れてしまうことがあるので、ちゃんと軸側だけに力が入るようにパイプや治具などを使って押し込んでください。言っている意味がわからない場合は自分でやらないほうがいいかも。ハンマーや万力で入れないとかなりきついです。

組み込む前にベルハンマーとかを染み込ませたり耐湿気狙いで耐水耐熱性の高いグリスを盛ってやるといいかもしれませんね。ベッタベタにすると遠心力や熱で柔らかくなったものがタレて池に落ちるかもしれないので加減してください。

水中に沈んでいるスクリューが付いているポンプシャフトも下部が削れてるんで、けっこう異音や振動が出るんですがすが、色々起き方などを変えて一番静かになるところで池に固定します。上のユニットからビビリ音がでてるなら場所を特定してスポンジやフェルトなどを貼り付けるのもいいかも。

今回は修理したものの、もうそろそろ安価に買える水中ポンプと手軽に濾過槽を掃除できるプラケース式の自作ろ過器に変えたほうが良いのかもしれませんね。インターネットに作例がいくらでもあるもののほうが、 浄化槽が大きく取れるためにこの昔ながらのフィルターより濾過能力やアオコの発生対策とかも段違いにいいようですし…。

とりあえず機械がわかる人なら安価に直せますが、プロにやって貰う場合にはこの部品はほんとは安いだろう!ぼったくるな!とか言ってはいけませんよ? それなりにしっかりした工具や手間のかかる作業なんですから。

LINKNTN ボールベアリング 内径6×外径19×幅6mm 626ZZ
2024/11/18 現在 \500
価格変動があるので安い時を狙って買っておくと故障した時にすぐ直せるのでおすすめ

LINKAZ シリコーングリース (ジャバラ20g)
2024/11/18 現在 \441
普通のシリコングリス

LINKスズキ機工 ベルハンマーシリコーングリス 40g
2024/11/18 現在 \1,950
機械いじりが好きな人はこれを持っておいてもきっと損はないグリス

2024/11/16 土曜日

■ VストSX250 アクセサリーバー

Filed under: バイク — inor @ 23:25:53


純正のサイドガード的なものです。

ジクサーの物とほぼ変わらないと思うのですが、VストSX版はシュラウドのせいかあまり目立たず主張がないです。

もともと立ち転けとかではハンドルとミラー、ステップ周りしか接地しないので保護効果自体はあんまりなさそう?
そしてバンパーではないですと公式も言っている。

フォグランプを付けるために注文したものの、いざ付けてみたら上のバーにそのステーを付ける隙間もあまり無いのでアクセサリーバーといいつつ外側につける以外ほぼ何もつかないという。

しかし外側につけると倒した時にそれがぶつかってしまったり回転してダメージを広げるのでなるべく外側には物を付けたくないんだけど、さあ困ったぞ。

太さはハンドルと同じく22.4mmなので一般的に売っているステーやクランプを取り付けるの自体は簡単なんですがいい場所がない。

いろいろ付けたいとかカウルもちゃんと守りたい場合は今ならエンデュランスかデイトナのがいいんじゃないかなあ? (私がアクセサリーバーを注文した時点では純正と海外製品しかなかった。)

LINKエンデュランス サイドカウルガード
Vストローム250SX EL11L EN645EL1A1
2024/11/16 現在売り切れ だいたい \28,000 くらい

LINKデイトナ Vストローム250SX(23)専用
φ25.4 パイプエンジンガード アッパー 43510
2024/11/16 現在 \32,340

2024/11/14 木曜日

■ コミネ ふとももヒーティングベスト

Filed under: ガジェット,バイク — inor @ 13:13:21


コミネ 08-115 EK-115 QC3.0 イノベーティブヒーティングベスト
公式 > http://komineshop.shop21.makeshop.jp/shopdetail/000000009234/

太腿も温められる変わり種の電熱ベストで、USBだけどQC3なので大電流を取り出して車体電源並みの物のようにあったかくなる電熱ベストです。
寒い室内で試すと太腿のあったかさがかなりいい感じです。

太腿パーツはサイウォーマーって言うそうです。
サイウォーマーの長さは30cm、スイッチは20cm、それぞれ裾から上5cmくらいに付け根の縫い目があります。
ベストとスイッチをズボンの外に出しつつ、サイウォーマーだけズボンの中というのができますがサイウォーマーはだいたいポケット位置くらいですね。

暖かさは全く問題ないのですが消費とバッテリーの負荷が激しいですねえ。
10000mAhのモバイルバッテリーだと中で使っても2時間程度しか持ちません。モバイルバッテリーを使うものとしてはちょっと燃費が悪すぎる気がする。

使用時間重視の人は車体にQC3のUSBアダプタを付けてそれにつなぐか、12Vの電熱服を買うか、そもそもやめといて普通の新し目のUSB電熱ベストやはるカイロで済ませたほうが良しです。 (貼るカイロやハクキンカイロは温度調整できないけど正直最強。)

消費最大は24Wらしく、大抵のモバイルバッテリーは全力運転になります。
中、弱の時は間欠動作でON OFFを細かく制御されているようで、USBテスターをつなぐとだいたい最大か0Wattで切り替わりながら動作されるのでモバイルバッテリーはだいぶ熱くなります。(テスターの表示が1秒刻みで変わっていても、中はとんでもない速さで切り替えてる)
たぶん温度センサーでの制御ではないです。

説明書のスペック表では (時間は10000mAh使用時。)

モード  温度  時間  消費電力
HIGH  55  90  24W
MID  45  150  15.8W
LOW  40  270  8W

とのことです。

カーボンナノチューブヒーター使用の温度センサー付きUSB電熱ベストが弱運転だと8時間は持つことを考えるとだいぶ短いですが、一昔前のUSB電熱物の持続時間はたいていこのくらいだから普通と言えば普通です。

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