2022/9/6 火曜日

■ 第二種電気工事士に合格した時の話

Filed under: 工具 — inor @ 19:47:48



自宅のコンセントや明かりのスイッチなどを交換や修理したいときや、古い納屋とかですでに使っていないとか劣化している電線などを撤去したり新しくしたいときなど、電気工事士の資格を持っていないと違法になるため、じゃあ取るかということで取りました。

コンセントとかスイッチの配線工事って見た目はとても簡単で、ミニ四駆やRCカーが作れてはんだごても触ったことがあるタイプの人なら余裕でできるんですが、扱う電力が桁違いなのでちょっとしたミスで火事や感電などの重大事故につながるおそれがあるので素人は触ってはいけないことになっているんですねえ。(素人工事が原因の事故の場合、過失扱いで保険もおりないんじゃないかな?)

私が資格取得に向けてやった流れ的には、申込可能日を調べてそれを待って申込み、参考書の電子書籍を買って仕事後や寝る前にできるだけ毎日1章ずつメモを取りながら読み進め。章ごとの例題を解き、本を何周かしたら過去問なども行いまずは無事に筆記試験に合格しました。
その後一ヶ月ほどの実技試験までの空き時間に対策練習をし、実技も無事に合格しました。 それぞれ試験から合格発表まで一ヶ月くらいかかるのでやきもきしますね。
申込みから試験終了までにだいたい半年くらいかかりますし、合格通知が届いてから免許発行も申請から暫く掛かるので全体的に気の長い感じです。

以下長い続き>

:: 筆記試験について。

車の免許と同じでとりあえず覚えて合格すれば勝ちなのでそういう参考書を選びました。

「いちばんやさしい 第2種電気工事士【筆記試験】 最短テキスト&出る順過去問集 改訂新版」
この本はまずとにかく筆記試験に合格するためのコツが書いてあった点がよく、計算が苦手なら捨てるべしみたいなぶっちゃけたことも書いてありました。
私は計算はもう完全にパソコンや電卓頼みなので、学校で覚えたような暗算筆算分数微分とかそういうのはもうほぼ覚えていませんので捨ててよかったのには助かりました。

本のお陰で勉強中はある程度思い出してできるようにはなりましたが本当に計算には興味が無いのか試験が終わった後はほぼなにも覚えていません。

筆記試験を受けたときに出た計算問題は本やここ何年かの計算問題よりひねった難しいものが出ていて、なんだこれこんなのここ数年の過去問で見たこと無いぞ??となってしまいました。

器具などもやはり本や過去問には載っていない初めて見るような新しめの器具の問題が出ていて、おいおいおいおい??とかもなってしまいましたが、それでも他の部分でなんとかなっていたおかげで無事合格できました。

それと上の参考書でかなりポイント高いなと思ったのが、この本のおまけでオンラインに過去問の解説データが掲載されていて、ダウンロードしたりして見ることができます。計算問題なども答えだけではなく解法が書いてあるのでかなりためになります。

この本をとにかくできるだけ毎日一章ずつ、章の終わりの問題を解きながら何周かし、休日も空き時間に遊ぶ時間を減らしてできるだけ進めます。
わかりにくいところや計算などはノートにメモを取るようにします。誰も見てないなら暗記のために音読するのもいいです。

1~2周してからは私は計算問題をやっていると時間がかかりすぎて勉強時間が足らないな!ほんとに捨てよう!となったので複雑な計算の章はもう流し読みで飛ばしてそれ以外の章を重点的にやり続けました。オームの法則とかのはともかく、ちょっと難しくなってくるとこの時はどの公式を使うんだったかな?というのがほぼ覚えられませんでした。でも本や例題を見ているとこのパターンの場合はこのくらい数値という推測ができるようになるので、完全には飛ばさないで流し読みでも見ておくといいです。

試験時に気をつけた点としては、計算問題などぱっと見でわからなかったらとにかく最後に回してわかるところを先に埋めていくを徹底し、わからないところで時間を使うのをやめます。すると最後に正解するかどうかわからないようなどうでもいい問題だけが残るので、後々の自己採点で後半の問題が答えられたのに時間が足りなくなくてのがしたとかもなくなります。

あと試験本編には関係ないですが、問題用紙に回答したものに印をつけておくと、家に帰った後の自己採点がスムーズです。
問題用紙を持ち帰れるとは知らなかったので私はたしかこれを回答したよなあと少し悩みながら自己採点をしていました。

タイミングが合えばCBTパイロットテストという、コンピューターを使った試験のテスターを申し込むのも試験本番前の腕試しに良いと思います。

:: 実技試験について。



実技試験については趣味の機械いじりやDIYやらで工具類は使い慣れていたため、配線の間違いがなければ問題はないなと感じていました。

でもなにもしないのも良くないので電線などの用品をホームセンターであれこれ買って技能面をちょっと練習。

工具の使い方とかは特に問題にならず、重要なのは完成物の配線図となる複線図なので発表されている候補問題のポイントを抑えて実際に作業してくれているホーザンなどの動画を見ながら複線図をひたすら書いて覚えます。間違えたらどこを間違ったのかの復習とポイントのメモをしっかり書きます。書くことで覚えます。実際に一式作らなくても複線図さえバッチリなら合格はできます。

複線図を書くのには3色ボールペンがあるとすぐに極性を理解できるので便利です。

あと線をつなぐ器具によってどれ位ケーブルの線を剥けばいいのかとか、Wとはなんだ?とか試験落ち原因の欠陥になる作業ミスはどういうものかこちらも検索してよく把握しておきます。
ケーブルの長さも参考動画のようにきっちり切ってやらないとダメそうな雰囲気ですが、そこそこ許容してくれるようで片方被覆剥きをミスったくらいならリカバーがききます。(指定長さの60%あれば問題にならないんだったかな?)

購入した練習資材は1.6のVVFケーブル 10mとランプレセプタクル、リングスリープ、差し込みコネクター、埋込2路、3路スイッチ、埋込コンセント、連用取付枠、ボックスコネクタ2種などなどを買いました。

ケーブルを10mにしたのはそんだけ練習に必要ってわけじゃなくて、後で車庫に新しいコンセントをつけようと思ってたので使う予定があったからです。VVFケーブルはワイヤーストリッパーの使い心地とのの字曲げとリングスリーブを練習するのに使う程度なので、1mもあれば充分です。

リングスリーブや差し込みコネクターは売っている最小単位でいいと思います。5個とか10個入りの小袋で売ってくれているホムセンもあります。
差し込みコネクターもどこにストリップ長さの表示があるかとか、差し込んだときの抵抗感をみるために必要なだけで買わなくても別に大丈夫感はあります。
スイッチとコンセントは正直コンセントだけでもいいかなという感じ。スイッチは今どきは家のを付け替えるならワイドスイッチのほうが使い道あるし。ただスイッチは考え事をしているときなどにカチカチして遊ぶのにはちょうどいいです。
ボックスコネクタ関係はねじなし電線管用のものはねじ切りやロックナットがどのくらいの力を入れればいいのかとか、PF管用はプラなので無理をすると割れちゃうのでミスったときのために解除の正しい方法をみておく必要があります。

買わなくてもいいかなと思った資材はいっぱいあるのですが、ただやっぱり手にとって実物を見て触っておくというのは結構大事です。PF管用のやつは差し込まないとロックリングが回らないやつだったとかしりませんもの。

工具は新しく買ったものはVA線ストリッパー 3千円、リングスリーブ用ミニ圧着工具 4千円。これらは電工指定工具なのでちゃんとしたものを買わないとだめなようでどれもそれなりに高いです。それと電工ナイフ 2千円と目盛り付きマスキングテープ200円。電工ナイフは持ってて損はないもののなくてもいいかも。カッターナイフは持ち込み禁止です。

もともと持っていたのがペンチ、ニッパー、ウォーターポンププライヤー、ドライバーでしたがこれらは電工指定工具ではないのでなんでもいいようで、新規で買う人は今後仕事に使うんでもないなら安いやつでもいいです。流石に100均のはやめたほうがいいと思うし、仕事で使うなら感電防止のドライバーがいいんじゃないでしょうか? 最近は電ドラボールとかのミニ電動ドライバーがめちゃくちゃ便利なので使ってる人も多いと思うのですが、電動工具は残念ながら持ち込み禁止です。

興味本位でホーザンの合格クリップも買ってみたのですが、なるほど、こうなってんのかと思っただけでまったく使いませんでした。

会場持ち込み用の工具箱はSK11 パカットバッグ 幅260×高さ130×奥行130mm SPB-OP260ってやつが使いやすくてちょうどよかったですが、試験会場では全部机の上に出しておけるので工具箱はなくても100均のキャンバスバックとか工具を入れて丸めておいても破けない程度の物があれば別に困らないかも。

工具の使い方やのの字曲げとかのコツはyoutubeなどの動画などを見て数回やればすぐできるようになりますが、ケーブルストリッパーで2芯3芯、太さの選択を間違えてしまうと外装だけ剥ぐのができずに混乱しているうちにグリグリやって刃が芯線まで到達して被覆の隙間から見えてしまう失敗をすることがあるので実試験では焦らずよく確認して作業してください。

工具で問題になりそうなのは握力がなさすぎる人の場合にリングスリーブのかしめがすこし大変そうってくらいではないでしょうか?

:: 試験で使った工具で思ったこと



・マーベルのVA線ストリッパー
普通に使いやすいです。長さを図るゲージも付いていて便利。両面にミリ用メモリがついているとなお良かったけどあんまり気にならなかった。グリップはぷにぷに。
対応する刃にケーブルを挟んで握ると切れ目が入り、少し緩めて横に引っ張ると被覆が剥けますが、芯線被覆は切れ目を入れた後には工具はもう離して被覆を回しながら引き抜かないとなかなか剥けないことがあります。
また、ケーブルの芯線数と太さによる使う刃の注意が必要です。間違うと切れ目が入ってはいけないところに切れ目が入るので悲惨です。
のの字曲げは二本同時技は隙間の関係で少しやりにくいです。2本合わせて挟もうとすると案外手間取りがちなので一本ずつさっさとやったほうが無難です。
試験や練習に使うケーブルの長さ程度なら、工具はあまり回さずにケーブルのほうを回したほうが楽だったりもします。
工具箱に入れるとき用にダンボールで保護カバーを作って差し込むようにしています。

・ロブテックス(エビ)のリングスリーブ用ミニ圧着工具
2種の試験では大の圧着は出ませんし、実作業でも今は差し込みコネクターが主流だそうです。DIYでも差し込みのほうが楽なので圧着は使うかどうか怪しく工具箱の肥やしになる可能性が超高い。リングスリーブのカシメ自体はちょっと面白いです。 リングに線を通してから挟むか、少し挟んでから線を通すかはお好みで。
のの字曲げ練習した配線を1.5cmくらいで切ってリングスリーブ練習用に使っていました。
車関係のギボシとかの圧着工具もロブテックスのを使っていますがしっかりできるので安心感があります。

・ドライバー
+ネジはよほどひどいのを使わない限りはどれを使ってもネジはしめられます。
うちで問題が出たのはマイナスなんですが、私が使っているベッセルメガドラの-6マイナスドライバーはエッジがしっかりしすぎているのか太かったのかスイッチやコンセントなどから配線を外すときに奥の斜めになっているパーツをすべらせることができず、-4とかの小型の-ドライバーが必要になりました。
コンセントからの配線外しは自分のマイナスドライバーがつかえるかは必ず確認したほうがいいです。一度銅線を差し込むと手でねじりながら引っ張るだけではまず抜けませんし、ペンチで無理やり引っ張るのも芯線に傷が入ったり、中の金具を痛めてしまうのでよくありません。
試験問題でスイッチやランプなどがついていて渡り線が複数とかだと、焦って普段しないような間違いをしたりもしますのでリカバーできるようにしておくのは大事です。
確実な出番となる連用取付枠への固定使用については問題なしで、たいていの-5~-6マイナスドライバーで問題ないでしょう。
ランプレセプタクルや露出型コンセントへののの字をつけてのネジ締めのときなどにはドライバーのグリップではなく軸をもって指の腹をずらして回すとグリップを持ち直しながらよりもかなり早く回すことができるので、ちょっとした時短になります。最後の仕上げだけグリップをもてばいいです。軸にローレット加工がしてあるドライバーはこれがしやすいのでおすすめです。

・ニッパー
銅線をまとめてぱちんと切れるレベルのものならなんでもいいと思いますし、配線を切るのはVA線ストリッパーでもいいので無くてもあまり困りません。リングスリープから飛び出している銅線を切るときとか、VVRの剥き関連、ジョイントボックスのゴムブッシュへの切れ目入れなど使い慣れたものがあれば使うという感じです。トネの変なグリップの物と昔から使ってるメーカー不明のニッパーを使っていますがどちらでも銅線相手ならいい仕事をしてくれます。
リングスリーブのはみ出しを切るときは、切れた線が飛ばないように開いている手でカバーしてあげるといいです。試験中に周りの人に飛んだら多分気まずいです。もちろん肉を挟まないように…。

・ウォーターポンププライヤー
試験ではジョイントボックスが出題されたときにリングナットの締め付けや電線管のねじ切りボルトに使いますがそれ以外だと試験では使い道がほぼ無いです。出題の運次第だけどとりあえず持ってればいいかなという印象でした。
私は普段からちょこちょこ使っている工具なので、トップのデラックス マルチウォーターポンププライヤというやつを主に使っています。ガッチリ使いたいならTTCの3枚合わせやクニペックスのコブラなども良いです。軽さとネジ相手ならロブテックスのハイブリッドアンギラスというのも良いです。 釘抜、杭抜き、キャンプにもよしです。

・ペンチ
試験では他の工具が揃っているのであまり使い道がないですが、ペンチの厚さと刃のある場所を把握している人は定規無しで10mmや12mmの配線カットがすぐできるので強い武器になるかもしれません。

・電工ナイフ
クニペックスの派手なナイフを買ったのですが個人的にはあまり使いません。本職のかたは扱うケーブル種類が多いのでストリッパを使うよりナイフのほうが多いそうです。
被覆むきや介在物、ゴムブッシュのカットに使うんですが、ワイヤストリッパやニッパーがある状況ではそんなに出番が無いです。
芯線だけ剥くなら簡単なのですが、外装だけ剥く場合は切りすぎないようにちょっと練習が必要です。雑にやると被覆なんかあっという間に切れて芯線まで到達するので、下手したら即時欠陥判定です。ケーブルに挑む前にまずはダンボールや厚紙などで切れ味のチェックはしておいたほうがいいです。

・メジャー、メモリ付きマスキングテープ
試験では採寸や資材確認でつかいます。好きなのでいいと思います。
メモリ付きマスキングテープは机に4~50cmで貼っておくとなかなか便利です。試験が終わる前に剥がしましょう。

・筆記用具
勉強用に100均の方眼ノート。
筆記試験ではマークシート用に太い芯のシャープペンと軽い力でよく消える消しゴム。
実技試験では複線図を書くのに3色ボールペンを使い、パッと見でどれが接地線かなどがわかるようにしました。

:: 費用

かかった費用はざっくりで試験申込時に1万円、追加工具や練習資材に1万円、参考書に2000円、県への免許申請に写真や簡易書留合わせて6000円くらいで、交通費を除いてだいたい合計3万円くらいでした。 工具がなにもない場合はもうちょいかかります。

証明写真はスマホを持っているなら昔ながらの証明写真撮影ボックスより、自撮りして調整したり背景消したりしてコンビニで写真印刷すると2~300円なので安いです。

LINKいちばんやさしい 第2種電気工事士【筆記試験】 最短テキスト&出る順過去問集 改訂新版
2022/8/22 現在 \1980 kindleだと\1,780

LINKマーベル(MARVEL) VA線ストリッパー 電気工事士技能試験推奨 MVA1620
2022/8/22 現在 \2,890

LINKエビ リングスリーブ(E)用ミニ圧着工具 使用範囲小(1.6×2)・小・中 AK17MA2
2022/8/22 現在 \4,392

LINKトネ(TONE) 強力ニッパ(マスターグリップタイプ) KN-150G レッド 全長171mm
2022/8/22 現在 \1,419

LINKTTC 3枚合わせウォーターポンププライヤー JIS 250mm TH-250WP
2022/8/22 現在 \1,173

LINKKNIPEX 絶縁電工ナイフ 180mm 9854
2022/8/22 現在 \2,109

LINKベッセル(VESSEL) メガドラ 普通ドライバー +2×100 900
2022/8/22 現在 \568

LINKベッセル(VESSEL) メガドラ 普通ドライバー -6×100 900
2022/8/22 現在 \450
上にも書きましたが埋め込み器具の配線外しには向きません。

LINKベッセル(VESSEL) メガドラ 細軸 ドライバー -4×100 910
2022/8/22 現在 \373
配線外しや細かい作業にはこちらがおすすめ。(力を入れるものでもないため100均でもいいかも)

LINKベッセル(VESSEL) ベッセル(VESSEL) ボールグリップ 差替ドライバーセット
(プラス、マイナス、ポジドライブ ビット付) 220W-3
2022/8/22 現在 \887
もしドライバーを複数新しく買うならドライバーはこれでいい気もします。
私も持っていますが普通に使いやすいです。試験で使うことになる+2と-6が同じビットにくっついてますので荷物を減らせますし、実生活でもイケアの家具で使われているポジドライブのネジにも対応するビットも付属しています。
でもこれのマイナスもスイッチからの配線外しには入りにくくて使いにくいです。すんなり解除できないのでやっぱり解除用の細いドライバーは別でほしいところ。

LINKコメロン(Komelon)セルフロックコンベ16mm幅3.5m
2022/8/22 現在 \420
手を離しても勝手に戻らないメジャーです。通常のメジャーを使い慣れてない人はこっちのほうが使いやすいと思います。
下のマステを持っていれば最初の資材確認の時しか使いません。

LINK【2個セット】mt ex マスキングテープ 定規 MTEX1P96
2022/8/22 現在 \560
https://www.yodobashi.com/product/100000001002500073/マステはヨドバシで買うほうが安いです。単品 \183
試験開始時に机手前にビーッと貼っておくと便利です。ミリ単位で採寸が求められることはないのでいちいちメジャーを出すよりこれとストリッパのメモリで十分です。試験終了時に剥がしておくのを忘れないように!

工具とかもヨドバシのほうが安かったりすることもあるから注文前にはよく比較してくださいね。

LINKSK11 パカットバッグ 幅260×高さ130×奥行130mm SPB-OP260 Mサイズ
2022/8/22 現在 \1,540
試験向けの工具一式とペーパーウェスをある程度入れておくのにちょうど良かったです。

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