■ ガーデンマスター修理
除草剤噴霧器として使っている工進のガーデンマスターが壊れたので修理をしました。
電源を入れてもうんともすんとも言わず、電池切れかなと思ったものの交換しても動かず、そういや前回使ったあとに除草剤入れっぱなしだったなあと。あらためて本体をよく見ると大きく「必ず洗浄しろ、しない場合の故障は保証期間でもうけつけんぞ!!」(意訳)と書いてありやはりこれかー…。と。
いつもはちゃんと掃除してるんですが、秋に使って掃除サボって冬を越したらあっさり壊れました。(^^;
壊れたのに気がついた日は急いで使いたかったので親が昔使っていた蓄圧式手動噴霧器でやりましたがこちらも出ず、どうやら噴霧パイプが詰まっている模様。ガーデンマスターの先端と交換したら使えたのでひとまずok。
そっちはパイプの中が腐食していたのですが、どうやらうちの親は使ったあとに水を通して掃除をすると言うことを知らなかったようです、そりゃ何個もノズルをすぐダメにするわ…。
で後日ガーデンマスターの方を分解して修理しました。
本体のネジを外して半分に開けます。するとモーターやギアボックスが出てきますので、ポンプのパイプを外して取り外します。この状態で電池ボックスをつけて電源を入れるとちょっとだけモーターが動きますがギアが回りません。電装関係は無事のようです、よかった。
となるとポンプ部分の固着かなーってんで外します。ホースクリップが固いから無理をしないでペンチでクリップからやさしく外してくださいね。
これを取り外すと小さなギアが出てきます。 除草剤が結晶化して固まっていてガッチガチでした。
力をかける部分がないので取り出すのに苦労しましたが、下を向けて軽くコンコン叩いていたらちょっとずつ出てきましたのでなんとか取り出して掃除をします。ギアに傷を付けない様に爪楊枝やツメでこすって結晶を落とします。
こちらが外したばかりのギア。固着した結晶が見えるでしょうか?
掃除が終わったら組み直して修理完了です。ポンプギアは同じ物に見えますが、軸が違いますので取り付けの向きに注意してください。
また、この手の作業に慣れてない人はネジは閉めすぎにも注意してくださいね。プラスチックだから簡単にねじ山の耐久限度超えますよ。
ついでにギアとモーターに注油するのもいいかもしれませんがプラスチックを侵さないタイプにしてください。小うるさくてすみません(´∀`)
今売ってるやつはモーターを逆回転させる洗浄スイッチなんて付いてるんですねえ、いいなあ。これならタンクに結構残っていてもノズルから水を吸い込むだけで済むので薬剤が余った時に捨てたり移すのをサボっても故障率はぐんと下げられますね。
うちのももう保証とか使えないから改造して反転スイッチとかパワコン付けようかなw
ちとパワーありすぎて噴霧量が多すぎてもったいないんですよねえ。たっぷりかかって確実に枯れさせるけど面積が大きいと補充が多くてめんどい(^^;
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