2010/12/24 金曜日

■ Optimus Nova No82を衝動買いしました

Filed under: ガジェット — inor @ 3:17:18



突き詰めたらまったく必要もないのにずっと欲しかったずっと欲しかった大事なことだから2回言ったOptimusのNovaがCampsaverでセールをしていて、それが市場価格よりとても安かったので思い切って買ってしまいました。(わりと暴発)

このガソリンストーブはホワイトガソリン、レギュラーガソリン、灯油と使えるマルチフューエルで、当然車やバイクのガソリンもそのまま使えます。そしてMSRのDragonfly程ではありませんが弱火への火力調整も出来るモデルです。(ガソリンストーブはあまり火力調整が出来る物が無い)
ちなみにホワイトガソリン以外を使うと煤がけっこうすごいそうなので、基本的にはホワイト専用で使うつもりです。

んで肝心の購入価格ですがなんとNovaが$104.96でした。
Nova+でさえも$112.46
リコールがあったから売れなくなったんですかねえ?
※ 購入時の価格(10/12/15)

Optimus Nova Stove
 Reg. Price: $139.95
 Sale Price: $104.96

Optimus Nova+ Stove
 Reg. Price: $149.95
 Sale Price: $112.46

ボトルも安かった。
1.0L (約5時間分)
 Sale Price: $14.36
0.6L (約3時間分)
 Sale Price: $13.56
0.4L (約2時間分)
 Sale Price: $11.96

送料は$40ほど。さすがに送料は高いですね。(海外通販では日本にもほぼ無料同前で送ってくれるDealExtremeが異常だと思うんだけど)
ついでだから他になにか買おうかと思ったのですが特にほしい物も思い浮かばないし知人に声かけてみたけど一緒に買う物は特にないみたいだったので、気が大きくなったついでにMSRのDragonflyも買おうかな?と思ったらあっちは値引きがなかったので結局やめたw (定価$130くらい)
※ 日本国内で買うと本体だけでふつうは2万円以上します。

配達は2~3週間くらいかかるだろうなーと思っていたのですが、一週間で来ました。
日本時間で15日早朝注文、17日深夜発送。22日到着。はえーよ。

つうこって、15,000円ほどかかりましたがNo82 NOVAを入手しました。ボトルは日帰りと一泊用の0.4Lともうちょっと多く必要な時のための0.6L。1Lはさすがにいらないかなーと。1がいるような状況になるならバイクのガソリン入れて使います。



最新型であるNo85 Nova+にしなかったのはあの火力調整コントロールホースラインが気に入らなかったためです。
回転自体はNo82の旧式同様スムーズなのですが、ホースが金属メッシュですからそれなりにテンションがあるので、回そうと思うとどうしても本体が引っ張られてうにょうにょ動いてしまう不安感と非ダイレクト感が気に入りませんでした。上に物が乗っているときならホースラインをまっすぐにしておけば多分大丈夫なのでしょうけど。だいたいみなさん足を押さえてから操作してますね。実際に使い初めてしまえばとるに足らない問題なのだと思います。

調整ノブもこっちの方がかっこいいと思っていますし。熱かったらグローブしたりフォークや箸で回せばいいし…。

心配事は注文前に五徳とかポンプとか新しくなっているかということと、Oリングが対策品になっているかということを確認しなかったこと。Oリングは最近のリコールなので怪しいけど、五徳とポンプはさすがに人気店なら入れ変わってるだろう…。ということだったのですが、TESTEDシールが貼ってあるって事はリコール対策もしてある最新版ですかね? よくわからんが安心すた。

※ NovaはNova+が出た後も併売されているのは私と同じ気持ちの人が多いからのようです。そんな感じなので今現在売られているNovaはコントロールライン以外はNova+とまったく同じになっています。(旧NOVAとは五徳と足とポンプのノブが違う)

ということはコントロールラインだけ差し替えれば…、いやまあそれはいいか。

ちなみにmoontrailでもこれに匹敵するお値段でした。

はい、続きまして火入れです。

ボトルのサイズの比較用に。500mlペット、0.6L、0.4L


長年使ってるEPIのAPSAと並べてみた。これの箱がnova等の分離型ストーブの運搬には重宝されているそうですね。

上から。novaのほうがやっぱり小さいですね。

はい、ではいよいよ点火です。
これが完成状態。思ったより全体としてコンパクトです。APSAよりよっぽど小さい。
燃料はホワイトガソリンですよ、おもしろみが無くてごめんなさい。

ポンピングを25回ほどしてちょいと燃料出してプレヒートするわけですが、なんか本体のホース側の根本ににじみがあるんですけど。まさか!?

やっぱりホースに火がついた!なにがTESTEDだよw わらわすんなw
一度消化してここのネジを増し締めしてから最初からやり直しましたw
増し締めしたらここからは漏れてこなくなりました。あと2回目のプレヒートはアルコールでやってみました。


2回目のプレヒート後はふつうに点火できていい感じ。ちょっと赤火が混じってるけど。

少し時間が経ったら青火に安定しましたよっと。音は全開でも思ったよりうるさくないですね、ちょっと肩すかし。
で、この後に気がつきました。せっかく出してあるのだからとAPSAも点火して両者全開にしてみたら全開にする前からAPSAのほうがよっぽどうるさい。novaの音をかき消します。novaが別に静かなんじゃなくて、APSAになれてたからnovaの音がそれほどに感じなかったっぽい。でもnovaも弱火に絞るときのバババっていう時の音はちょっと耳に付くかな?

弱火対決。写真だとnovaのほうが弱そうですがAPSAはガスなのでさらに気軽に小さくできますw
そんで弱火にしてあったnovaはこの後あえなく勝手に立ち消えしてしまい。その後再点火までに四苦八苦することになりました。
タンクの圧がなんかうまくかからなくなっちゃっていて、いったんホース、ポンプを分離して最初からやり直したら治りましたけど、いきなりノズルにひどいつまりでも起こったかと思ってビックリしたー。この辺は慣れで解決なのですかねえ。


最後にコールマンの赤熱ヒーターを載せてみた。じんわりあたたかい…
しかし、このきまぐれが思いも寄らぬ後悔先に立たずの失敗の大元だったのだ!

湯も沸かさずに満足し、消化して撤収作業をはじめたらなんか違和感。

よくみたらnovaがやけに赤茶けて年期の雰囲気!?
ウイック(プレヒート用の燃料を染みこませる綿)もちょっと燃えてる。そういや謎の火の粉とんでたもんなあああ。
足も表面が荒れたせいか固定バネががっちり引っかかってたためねえw


つうわけでnova、1枚目のサムネイルではよくわかりませんが、初日から焼きの入った年期の容貌になってしまいました。油で拭きあげて足は元通りたためるようになりましたがボディの酸化した部分はさすがにもう綺麗になりそうにありません。ごめんよのばらっちょ。(´・ω・`)
しかしノズルのパイプだけ新品の黒々さがあるの変な感じw

さて実戦配備はいつになる事やら。

最後に、本気の旅人以外にはこういうガソリンストーブは正直言ってただの面白アイテムです。これからキャンプ道具を揃える人はまずガス式をおすすめします。ガス式のほうが手軽で確実で良いです。
さらに言うなら最初のうちは冬キャンプなんてしませんので、おうちで使える家庭用カセットコンロのガス缶を使えるタイプがおすすめです。キャンプ用のガスと違い、ガス缶がどこでも手に入るので事実上うっかり以外の燃料切れはありません。

あとはガスの液出し式があるけどあまり品物の選択肢もなく手にも入りにくいので物欲にまみれるまでは忘れていいかと。

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