■ GIVIのトップケースの鍵メンテ
GIVIの古いモノロックトップケースの鍵が急にガチガチに固くなってしまい、これはシリンダー交換しないと駄目かなーと思って調べていたら、「パーツ購入前に分解して注油を試みてみよう」というアドバイスがあったのでやってみました。
キーシリンダーの裏側を見ると鍵と一緒に回るロックバーがありまして、それを止めているEリングをラジオペンチでさくっと外して、バーを外して表からシリンダーを抜きます。
シリンダーをぬくときにロック用のパーツがとんでいくような情報もありましたが、うちのモデルのシリンダーについてはそんな事はありませんでした。
外す作業で指先は長年隙間に積もったであろう汚れでかなり真っ黒。
外したあとにキーを抜き差ししてみましたがやはりかなり渋い。かじりつきまでは行ってないみたいなので隙間にパーツクリーナーを吹き付けて洗浄してから注油を試みます。
スプレーオイルを隙間に適量噴いてから可動部をくりくりもみもみしたら、キーの抜き差しもだいぶ良くなりました。
これは大丈夫そうだなって事で長期潤滑出来るように固めのオイルを刺してから元に戻して無事終了。しばらくはキーにオイルが付くと思うので、あとで余分なオイルをとるようにキーを抜き差ししまくって拭き取りを繰り返します。
※拭き取るために木の棒とか綿棒とかを差し込むと折れてやばい事になるのでやめた方がいいです。
全部オイルで済ませたけど、シリンダーの外周側はグリスでもいいかもなあ。
手持ちにあるならカギ用の潤滑剤やドライシリコンとかでも良かったかもしれない。
今回は注油で済ませましたけど、そのうち現行モデルに採用されている内溝のキーセットに変えてもいいかも。
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