■ SENA 20Sと他機種接続
去年バイクのインカムをSMH-10からSENA 20Sに変えましてそれなりにホクホクして使っているわけですが、やっぱり多少不満はありまして。
問題点としては同じ会社で繋ぐと互換性がありますが旧機種であるSMH10と繋ぐとやたら激しいノイズが出始めたり、他社用にユニバーサル接続を使うと他のSENAとの接続やスマホとの接続不良が出たりしてめんどくさいことになります。
あと相変わらず左腕を上げるとごついライジャケの肩がボタンを押してしまったりで、ダイヤルの下にガードをつけたいなあー…とか思ったり。
そういうとこ以外はさすがに熟成された機種なだけあって概ねいい感じです。音もSMH-10に比べると格段に良くなっていてSMH10で聞くと変なイコライザをかけたみたいに特定の音だけ聞こえなくなっていたのが直りました。(うちのが故障してた可能性もあり)
で、通話のための使用についてですが。
バイクで遊びに行くときは主に友達と4人でインカム接続をするわけですが、いまのとこみんな持っているのが違うのでちょっとやっかいです。
※ SENAだけで繋ぐ場合と6Xと2人の時はSMH10のノイズ以外は問題なしです。
私 SENA 20S (型は古いが高性能)
A SENA 10U (メット一体型で目立たずカッコイイ)
B SENA SMH10 (20Sより旧機種だが当時の主力)
C BCOM 6X (サインハウス社の最新型)
このメンツだと6Xを加えたいときにユニバーサル接続がうまくいったり行かなかったりで面倒だったり、6Xと通話をはじめるとほかのSENAと繋がらなくなったり逆にSENAと会話中は6Xが呼び出しにくかったりスマホの音がぶつ切れになったりします。
私 が20Sに買い換える前の事ですが、
私 SENA SMH10
A SENA 10U
B Bcom 6X
この3人で会話してたときは、SMH-10より性能の高い10Uと6Xで繋いで貰うのが理想だったのですがなぜか全く接続が出来ず、一番低性能かつバッテリー寿命に近い私のSMH10がセンターになって10Uと6Xを接続していたものの、SMH10の電源がふいに切れるとペアリングからやり直しというイライラ棒でした。
そういうのもあって20Sに買い換えたのですがユニバーサル接続はやっぱり問題があって。ちょっとしんなりです。
とはいえ何年か前の状況よりは他社接続の環境はかなり良くなってるのはいいことですね。
今後さらに良くなることを期待します。
ちなみにSMH10とのサイズ比はこんな感じで、パースが付いてて10の方がちょっと大きく見えますがだいたい同じくらいで全長は20が少しだけ長く、ダイヤルの張り出しは10の方が大きいです。30Kはさらに20Sより一回り大きくなっています。
20Sの浸水すると言われている箇所。厄介ですね。
構造を見るにアンテナの溝から雨水が伝い、クランプの接点部分と中に溜まっていくようです。明らかに雨を意識していない設計ですが現在の物はコーキングやパッキンを強化してあり、気休め程度によくはなっています。
最後に、SENAはさらに新しい30Kが販売しているのですが、私が20Sを買った頃にはまだ仕様や発売時期が公開されておらず我慢しきれずに買ってしまったのですが、蓋を開けてみれば新型のメッシュネットワークを使わずに旧機種と接続する場合は会話中にスマートフォンからの音が聞こえなくなったり、新型ネットワークは電池をかなり消費するなどなんかいまいちな感じでした。 ただメッシュネットワークはとてもいいそうで、グループツーリングの場合は30Kで揃えると恐ろしく快適になるようです。羨ましい。
(追記…その後30Kを買い足しました。メッシュは凄く良いです。)
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